|
【 かにの話 】
冬の味覚といえば「かに」。
冬の日本海、かに料理のお宿で温泉三昧なんていいですね。
かにの身にはタウリンが豊富に含まれています。
ところでタウリン。耳にしたことはあるでしょうが、その効能を
ご存知でしょうか。
「ファイトォ〜いっぱ〜つ」タウリン1000ミリグラム配合のあのCMの
イメージで、なにか筋肉やスタミナをつける栄養素かなあ
と思っている人はいませんか。
タウリンには疲労回復効果があり、栄養ドリンクに配合されるのは
そのためでしょうが、ほかにもコレステロールの減少、肝臓の強化、
視力の向上、また神経を抑制する働きがあるため高血圧の予防・改善
に有効です。
どちらかというと生活習慣病の予防効果があるといったほうが
あてはまります。
かには、生きているときはあずき色にちかい色をしていますが
茹でると鮮やかな赤に変わります。
これはかにの殻にあるアスタキサンチンという色素のためです。
鮭やイクラの赤色もこのアスタキサンチンに由来します。
病気や老化の原因になる活性酸素を消す力が、ビタミンEの500〜1000倍、
ベータカロテンの10倍ともいわれコエンザイムに続いて注目されている
アンチエイジング成分です。
キチンキトサンもかにの殻に大量に含まれています。
キチン質は免疫力を強化し、血圧上昇作用のある物質を
体外に排出するといった働きがあり健康食品によく使われます。
いずれも含まれているのは殻の部分ですから
甲羅のやわらかい沢蟹や渡り蟹、ソフトシェルクラブなど殻ごと
食べられるものは積極的に食べたいですね。
ところで、みなさん、かに味噌は「かにの脳みそ」と思っていませんか?
実は違います。人間でいうところの肝臓やすい臓の機能をもった器官で、
かにのレバーといっても過言ではありません。
単純に見た目から味噌と呼ばれるようになったようです
かにはほかの魚介類と比べても高タンパク低カロリーです。
種類によって違いますが、良質のたんぱく質を15〜22%も含み、
糖質や脂質はほとんどありません。
だしがでるので、たくさんの野菜をいれた
汁物や鍋などでダイエット中でも安心して胃袋を満たせます。
問題になるのはちょっとお高めな値段ですが比較的安価で
この時期手に入るのが渡り蟹ではないでしょうか。
今回はその渡り蟹を使った簡単レシピをご紹介します。
かには本来の性質として身体を冷やす作用があるので、
生姜やねぎなどと一緒に食べるのがポイントです。
かに汁★★★★★★★★★
材 料 【4人前】
渡り蟹半身 4肩
長ねぎ 2本
生姜 2かけ
だし汁 適量
みそ 適量
【作り方】
1)かにはたわしなどを使ってよく水洗いする。
2)ねぎは長さ5センチくらいに薄く斜め切りにする。生姜は皮をむき
薄切りにしたら細かく千切りにする(針生姜)
3)鍋にだし汁を張り沸騰させたらかにを入れる。再度沸騰したら
アクをとりながら弱火で7〜8分煮て、ねぎを入れる。
4)ねぎに火が通ったら、火を止め味噌を溶き入れる。器によそったら
最後に生姜をのせて出来上がり!!
※鉄砲汁のように大根・人参・里芋などを入れる場合は、かにより前に
鍋に入れ、火が通ってからかにを入れてみてください。
残った汁での雑炊も美味しいので、だし汁は多目でもいいですよ。
【今日の薬効食材】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
かに------動脈硬化や老化予防・
心肺機能の強化や貧血の予防など
|