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【 インゲン豆の話 】
インゲン豆は17世紀頃 明から来日した隠元(いんげん)和尚が日本に
持ち込んだといわれています。
白あんの材料としてよく使われていますが、菓子以外でインゲン豆を
よく食べるという人はあまりいないかもしれません。
インゲン豆の未成熟なものをサヤごといただくサヤインゲンは
調理に手間が掛からないこともあって人気ですがインゲン豆とサヤインゲン
は植物学上は同じであっても、食材としては栄養素も食効も違う別のものと
考えたほうが良さそうです。
インゲン豆は、ビタミンB群、カルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルを
豊富に含んでおり、とくにカルシウムが豊富で骨形成に役立ちます。
また、皮は食物繊維を多く含むので便通を良くし、大腸がんの予防や
腸内のコレステロール排泄で動脈硬化の予防の働きがあります。
少し前に白インゲン豆ダイエットによる中毒騒ぎがありました。
原因は豆に含まれるレクチンという糖結合タンパク質で、加熱不足で食べると
下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。
おもしろいことに薬膳では白インゲン豆は嘔吐や下痢に良い食材とされています。
レクチンはきちんと加熱すれば無害なのはもちろん、免疫力を強化する
働きがあるといわれています。
最近、豆はあまり人気がなく豆嫌いも多いと聞きます。
日本の伝統食材である豆は、栄養価が高く、ほっこりとした味わいは
優しく心も満たしてくれます。
白インゲン豆、とら豆、うずら豆、金時豆。どれもインゲン豆の仲間です。
いろいろな豆料理にチャレンジするのも楽しいですね。
今日は、豆嫌いでも意外と食べられるレシピをご紹介します。
インゲン豆のトマト煮★★★★★★★★★
材 料 【4人前】
白インゲン豆(水煮) 400グラム
なす 2〜3本
牛ひき肉 100グラム
しょうが 1かけ
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
塩・胡椒 適量
ミートソース缶 1缶
ホールトマト 1/2缶
刻みパセリ 適量
【作り方】
1)なすは食べやすい大きさに切る。にんにく・しょうがは
細かくみじん切りにしておく。
2)厚手の鍋にオリーブオイルをひき、極弱火でにんにく・しょうが
を炒める。香りが出たら弱火にして牛ひき肉を入れほぐしながら
炒める
3)肉の色が変わったらナスを入れ、全体に油がまわったら水を切った
白インゲン豆と、ミートソース、ホールトマトを鍋に入れ煮込む。
4)アクをとりながら、10分〜12分ほど煮込んだら塩・胡椒で味を調える。
器に盛ってから、お好みで刻みパセリをふって出来上がり!!
【今日の薬効食材】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
インゲン豆 ------ 便秘・大腸がん予防、動脈硬化予防、疲労回復など
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