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セロリ

≪平肝の食材≫
帰経で肝に入り、内風をとめて肝陽をおろす鎮静効果のある食材

味辛・甘、性涼、肝・胃・膀胱経

肝はストレスの影響を受けやすく、ストレスを溜めすぎると肝が熱を持って、めまい、耳なり、頭痛、不眠、イライラ、顔面の紅潮などの症状が出てきます。
セロリは肝経で性は涼。ですから肝に入ってその熱を取り、ストレスが原因で起こる様々な不快症状をやわらげる働きをします。

中国でもセロリは古くから栽培され、(1)肝に入って余分な熱を冷ます。(2)余分な水分を出す。(3)胃腸の調子を整える。(4)血圧を下げる。といった薬効をもつとして重宝されてきました。

ヨーロッパの伝統医学であるアロマテラピーでもセロリの種子からとった精油が用いられています。その効果は(1)精神的に鎮静させる作用。(2)利尿作用。(3)膀胱、肝臓、脾臓を浄化する作用(4)降圧作用などです。
この作用は中医学が言っていることと重なる部分が多く、セロリの食効を裏付けるものといえるでしょう。

これらの食効に現代的な説明を付け加えるとすれば、こんな風になるでしょうか。
ビタミンB1、B2は、エネルギ−の 代謝を改善し、神経系を正常な働きに保ち、かつビタミンCが疲労やストレスに対する抵抗力を高める。セロリに多く含まれるビタミンUは、細胞分裂を活発化させ、新しい表皮を作るので胃や十ニ指腸の粘膜がただれる潰瘍に対し効果を発揮する。 豊富なカリウムがナトリウムを排泄して血管を広げ、血圧を下げ高血圧に効果がある。

こうした仕組みがわかる千年以上前から、人々がセロリの薬効を良く知り、大いに活用していたことを思うと、私も、毎日口にするものと身体との関係にもっと注意をはらっていかなくてはいけないなと思います。

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