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きゅうり

清熱の食材≫
清熱、解毒などの効能をもつ食材。

味甘、性涼、胃・膀胱経

きゅうりは、90%以上が水分で、栄養はあまり期待されていませんが薬効が高いので上手に利用したい野菜です。

水分が多く渇きを癒す効果がある一方で、利尿作用があり、むくみをとる効果もあります。
相反するかのような二つの作用を兼ね備えているところが面白いですね。

きゅうりの利尿作用はイソクエルシトリンという成分から来るものです。
手足のむくみはもちろん、膀胱炎、毛細血管の強化や動脈硬化の防止にも効果があるといわれています。

また、尿と一緒に老廃物やナトリウム(塩分)を排出するため、腎臓の濾過機能を助け、高血圧の予防や、だるさ、疲労回復、二日酔いなどに役立ちます。

むくみが気になるけれど、冷えもあるという人は、生のきゅうりで冷えが悪化するおそれがあります。
その場合、きゅうりを加熱調理して食べることによって冷やす作用を軽減し、利尿作用のみを享受することができます。
きゅうりに、温める食材である生姜、ニンニクなどを組み合わせるのも良い方法です。

きゅうりはもともとはかなり苦味の強い野菜であったため、江戸時代終わり頃まで食材としては不人気ながら、外用薬として打身や切り傷に薄切りのきゅうりを貼り付けるという使われ方がよくされたようです。
苦味は収縮させる作用があるので、今のきゅうりよりも、昔の苦いきゅうりの方が出血を抑える作用が強かったのかもしれません。

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