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カニ

活血袪瘀の食材≫
血行を促進させ、古い血の塊を散らす働きのある食材です。

味鹹、性寒、肺・胃経

カニは身体を冷やす効果の高い食材です。
中国では上海蟹を 生姜茶や紹興酒など身体を温めるものを飲みながら食べる習慣があり、冷えすぎを防いでいます。
さすが医食同源の国ですね。

冬はカニを食べる機会が何度かあるでしょうが、身体を冷やすきゅうり、トマト、柿などを一緒に食べない、お伴は熱燗にする、酢は温性ですのでカニ酢をつけて食べるなど、ちょっとした心がけをすると良いと思います。

特に普段おなかを下しやすいという人が、冷たいビールを飲みながらカニを食べると
翌朝にはかなり高い確率でお腹がゆるくなりますので気をつけてください。
また、ゾクゾクっとして風邪の引きはじめかなあ・・・・・・というときは控えたほうがよいでしょう。

逆に、この冷やす性質を利用し、捻挫、打撲、骨折などをした直後で腫れて熱をもっているようなときに
食べるとよいとされます。

食べるばかりでなく、外用でも使われてきました。

民間療法では、関節炎や湿疹など熱を持った患部に、生のカニを細かく砕き、湿布して痛みを和らげるという使い方があるようです。

漢方ではモズクガニを黒焼きにしたものを津蟹(ズガニ)と呼び、排膿・強壮の目的で使われます。

日本に古来より伝わる民間薬に「伯耆の黒グスリ」(別名 伯州散-はくしゅうさん)があります。
悪性のはれもの・化膿性の皮膚疾患・痔ろうなどに、飲んでも、塗っても使えるものです。
外科医にかかる必要がないほどよく効くので「外科倒し」とも呼ばれるそうですが、
これには、マムシ、鹿の角、そして津蟹が配合されています。

 

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