IBS

過敏性腸症候群(IBS)

解説

3 日常生活の注意

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IBSの人にとっては生活リズムや食事のとり方・食事内容がとても大切です。
ちょっとした生活習慣の変化で、とても楽になることも多いからです。
たとえば、

  • 起床時に白湯を飲んで胃腸を温め、水分補給をすることにより
    排便がスムーズになったという人。
  • 今までよりも2時間ほど早起きをするようにしたら、気持に余裕が出来て腹痛が減ったという人。
  • シャワーで済ませていたのを 毎日湯船につかるようにしたら腹痛が改善したという人。

食事の量を減らしたらよくなったという人もいます。
毎日色々な種類のものをたくさん口にすると何が良くて何が悪いのか分かりにくいので、プチ断食や粗食健康法を一時的に試し、一度腸をリセットするのもいいですね。
その時はくれぐれも栄養失調になるような無茶はしないよう、栄養のバランスにはお気をつけ下さい。

また、毎日何げなく口にしているものにも注意が必要で、様々な食品に含まれている甘味料にはガスを発生させやすいものが多いので気をつけましょう。低カロリーのスイーツ類やドリンクなどは必ずといっていいほど含まれています。
食品だけでなく、歯磨き粉にはキシリトールという甘味料が含まれています。少量では問題ないといわれますが、口に入れるものがどんなものなのかを意識することは大切です。

いずれにしても、様々な情報を鵜呑みにするのではなく自分の体に合っているのは何なのかよく観察する習慣をつけることで自ずとわかってっくることがあります。
食べ物や生活習慣に無頓着では治るものも治りません。