事例
足が冷えやすく、夜に3~4回トイレに行くのが困っている。
夜間尿が寒くなってきて更に増えて5回くらいになっている。
例年、乾癬の症状がそろそろ出てくる季節だが、今のところはまだ大丈夫。
手足の指の痛みがしばらく消えていたが、ここ数日また出ている。
足の冷えと、手指の痛みは感じなくなった。
足の冷えも感じない。
夜間尿の回数が多くて病院に行ったところ前立腺肥大といわれた。
乾癬の症状は去年よりも大分良いが、まだ出ないという訳にはいかない。
お腹のあたりに赤くて痒い湿疹ができている。
去年よりはずいぶんいいんだけどなぁ。
完治までは今一歩というところ。
尋常性乾癬が、関節症性乾癬に移行すると、リウマチに似た関節痛や関節の変形が起こる可能性もあります。1年間漢方薬を服用頂き、その間も完全に乾癬が出なくなったわけではなく、季節柄皮膚の調子がよい夏のうちに漢方薬の服用を中断してしまったので、冬に再発するのではないかと心配しましたが、その冬を無事再発せずに過ごすことができました。(このことは、わざわざお店に報告に来て下さいました)
症状の出ていない夏にご相談にいらして、そのまま冬になっても発症しなかったため、乾癬が酷い冬の状態というのを見る機会のないまま1年がたちました。主訴とは別の前立腺肥大やコレステロール、頻尿などのご相談をお聞きする機会の方が多かったかも知れません。その後、今年もう2年目の冬ですが、再発のご相談がないので、きっと大丈夫なのでしょう。
乾癬は治りにくい皮膚病で、季節によって症状が違う人も多いので「四季を通じ、最低でも2年は飲み続ける覚悟で漢方の服用を始めてください」とお話しています。
ですが、この方のように30年も患っていた乾癬が1年という短い期間できれいになってしまう例はそんなに多くはありません。