中学二年頃から、頭が痛い、お腹が痛いと、塾や部活の朝練前に言い、度々休むようになりました。
私が休みの連絡をするとケロッと治るので、初めは、さぼり?仮病?と子供を叱り、その内いじめも疑い、先生とも相談しましたが、本人や周りの話を聞いても、友人、先輩との関係も良好でした。
学校にも楽しそうに通い、今日あった話をよく話してくれていたし表情も明るいので、本当に病気なのでは、、、と今度は病院に連れて行きました。
最初はお腹の調子を整えたり頭痛薬で様子を診ましょうといわれましたが効き目はなく、中三になり徐々に悪化していきました。
吐き気や眩暈を訴え、毎週末は全て精密検査の日々でしたが全て空振りでした。
友達に会えるからと学校には通っていましたが、お弁当が食べられず残してくる、家ではケイタイで友達とのやり取りの間だけ元気、受験が本格化してきた夏休みにとうとう入院しました。
その間も検査は続けましたが異常らしいものはなく、精神科にも通院しましたが回復の兆しはなく、本人も「普通に生活したいのに」と泣く日々でした。
結局「機能性消化管障害」という特に原因はわからないけど具合が悪いという事でした。
その時、昔お世話になった和漢堂の先生を思い出し、藁にもすがる思いで伺いましたら、「大丈夫です!」と言って下さり、言葉の通り一ヵ月後には本人も普通に食事できるようになり、病院の先生も目を見張る回復でした。
心配していた受験も第一志望に合格し、新しい環境での再発もなく、友人もでき毎日楽しく過ごしているようです。
もうすぐ漢方薬を卒業できそうです。
本当にありがとうございます。