【 冬瓜の話 】
冬の瓜と書きますが、6月?9月頃が旬の夏の野菜です。
長期保存に適し、切らない状態で涼しいところに置いておけば冬まで貯蔵できることが名前の由来とか。
日本では平安時代から普及し、その頃はカモ瓜と呼ばれていました。
京都では今でもこの古名を使われることが多いそうです。
冬瓜の種子を陰干ししたものを漢方薬では冬瓜子(トウガシ)と呼びます。
煎じて飲むと鎮咳、去痰、消炎、利尿に効果があります。
果肉にも種子と同様の効果があります。
体にこもった熱をとり、不要な水分を排出する効果があるので
夏バテによるのぼせ、口の渇き、むくみに効果的です。
又、95パーセント以上が水分で低カロリーのため、ダイエット効果のある食材としても注目されています。
味は淡白で、味付けをする調味料、だし汁、などによっていろいろな料理が楽しめます。
和風の含め煮から、中華の炒め物、洋食のスープなどレパートリーは様々。
カレーに入れても美味しいそうですよ。
毎日の食卓にいろいろ試して、ダイエットに、夏バテ予防にお役立てください。