牡蠣の話】☆このレシピはブログで写真が見られます!→ブログへ
そろそろ、牡蠣の美味しい季節になってきました。
日本人が産地以外で、カキを生で食べるようになったのは欧米食文化の流入後、つまりは明治時代以降であり、肉や魚の生食を嫌う文化の欧米から輸入されたという珍しい食材のひとつです。。
特に、フランスでは牡蠣の生食が盛んであり、生牡蠣をメニューの中心にすえるオイスターバーは最近、日本でもよく見られるようになりました。
肝臓の働きを活発にするグリコーゲンを多く含み、鉄や銅などの発育に不可欠なビタミン類も豊富であり、鉄分やヨードにいたっては必要量の4倍を含んでいます。
タウリンは、最近注目の栄養成分で、たんぱく質の構成成分であるアミノ酸の一種であり、これも牡蠣には多く含まれています。
以上のことから貧血や冷え性予防、新陳代謝の活発化、肌荒れ防止、免疫力の強化などの効果が期待される牡蠣類は栄養価が非常に高く、別名『海のミルク』といわれる程なのです。
今回はこの旬の牡蠣と同じく旬の食材のほうれんそうと肺を潤すピーナッツを組み合わせたレシピにしました。
秋も深まり、本格的な冬将軍の到来はもうすぐそこです。
しっかり食べて、体を滋養し、また潤して、来るべき冬の季節に備えましょう!