【セロリの話】☆このレシピはブログで写真が見られます!→ブログへ
セロリは古代ローマ、ギリシャでは整腸剤・強精剤など薬用として使われていました。
その後、明治始め頃日本でも栽培が始められたのですが、独特のにおいから倦厭され、
一般に定着したのは、第二次世界大戦後のこと。
ストレスを緩和する効果のあるビタミンCにビタミンAを含み、また健胃、血圧降下、
鎮静などの効果もあります。
食物繊維は整腸やコレステロールの低下にも有効的です。
その独特の香り成分は、食欲増進、精神安定、頭痛などに効果があります。
茎の部分より葉のほうに栄養分がありますのであますところなく使いたいですね。
1年スーパーで見かけるセロリですが、2?5月にかけては静岡県産、7?10月は
長野県産のもの、といったように季節で主要な産地は違います。野菜自体の旬としては
諸説ありますが、だいたい冬から春、11月?5月あたりに美味しさが増すようです。
ようやく寒さもひと段落してきたこの頃。
春は自然界が芽吹く時期であると共に、体の変化もあらわれやすい季節です。
中医学的に春という季節は、花粉症や頭痛、目のトラブルといった体の上の方に
不調が出易い時期であり、同時に自律神経のバランスを崩し易い季節でもあります。
今回はストレスを緩和してくれるセロリと今がおいしい新たまねぎ、元気をつけてくれる鶏肉を組み合わせたレシピにしました。
もうすぐ春本番。季節を先取りし、ストレスに負けない体を作っていきましょう!