Palamoplantar Pustulosis

掌蹠膿疱症

事例

4 10年来の掌蹠膿疱症。既に漢方もやめて4年【48歳・女性・横浜市】
10年前から症状が出ている。
手のひらと足の裏に無数の水疱ができてはつぶれる。
つぶれた痕が赤くなり、そのうちカサブタになってぽろぽろと皮がむけてくる。
手のひらと、足の裏が熱を持ったように赤くほてり、皮膚はカサカサと乾燥している。
頭皮も手や足と同じような症状がすこしあるようで、カサブタのようなふけのようなものがぽろぽろととれる。
随伴症状
偏頭痛もち。時々ふわふわと身体動揺感がある。首筋がひどくこる。

事例

■9月9日
漢方薬煎じ薬の服用開始
■10月20日
足と手の皮膚の状態が大分良くなっている。見た感じとてもきれいになっている。
煎じ薬で飲み始めたが、煎じるのは面倒で、匂いが苦手で飲めない。粉薬に変更したい。
■12月21日
粉薬にかえて匂いが少なくて飲みやすくなった。
手はほとんど症状がなくなって、きれいになってきている。
足の裏は見た感じはあまり変化ないが水疱があまりできなくなっているので、もうしばらくするときれいな皮膚になりそうな感じがする。
頭皮はあまり気にしていなかったが、ふけは気にならなくなっている。
■3月17日
水疱はたまにできるが、数が少ない。水疱がつぶれたあともそんなにひどくならない。
皮膚のカサカサと乾燥するのはまだ残っている。
痒みはないが、手足が火照ったようなかんじで赤味が強い。頭と手はもうほとんど良くなっている。あとは足かな・・・。
■9月9日
皮膚の乾燥してカサカサするのもなくなりかなりきれいになりました。
手のほうに、たまに一つくらいポツンと水疱ができるが、すぐ治ってしまう。
足の裏の皮膚もきれいになっているが赤味が強いような気がする。痒くはないが触ると熱がこもっているように思う。
■12月7日
もうほとんど気にならない。漢方薬は2日に1回ほど飲み続けいるが、完全に服用をやめてはいない。
でも、そろそろ漢方薬を飲まなくても大丈夫だと思うので、少しずつ廃薬していこうと思っている。
10年来の掌蹠膿疱症でしたが、半年ほどの漢方薬服用でほとんど完治するところまで改善しました。
状態が良くなってくると漢方薬を飲むのも忘れがちになりますが、飲んだり飲まなかったり、しながらも急にはやめずにゆっくりと飲まないようにしていきました。
服用をやめてから、すでに4年たっています、たまに水疱ができることはあるようですが、悪化せずに治るのでほとんど気にしていないということです。