Palamoplantar Pustulosis

掌蹠膿疱症

事例

6 最初は水虫かと思っていたら【58歳・男性・横浜市】
4?5ヶ月前ころ、足の裏に赤いプツプツが出来始めた。
水虫が出来たのかと、市販の水虫薬を塗っていたが、症状が一向に良くならず、かえって足の裏全体の皮膚がぼろぼろになり、手にもプツプツが出来始めた。
これは手に負えないと、発症から3ヶ月ほどしてから皮膚科で診察してもらったところ、掌蹠膿疱症だといわれた。
ステロイド軟膏を処方されており、それを塗ると多少皮膚の状態が良くなるが、治ったと思って軟膏を塗るのをやめると、また元の状態に戻ってしまう。
数ヶ月、良くなったり、悪くなったりを繰り返すばかりで、治癒している実感がないため、漢方薬を飲んでみたい。
173cm75kg 多少太り気味で血圧が高め(130-90)だが、体調不良や、病気はない。
皮膚に良いときいたので、ハトムギのお茶を飲んでいる。
随伴症状
足の裏の熱感が昔から気になっている。

事例

■11月19日
漢方薬エキス剤 服用開始
■1ヶ月後
皮膚の状態は少しいいかなあ。病院の塗り薬も塗っているので、どちらが効いているのかはわからない。赤いプツプツはかなり減っている。
煎じ薬の方が効きそうなので、次は煎じ薬を飲みたい。
■2ヶ月半後
皮膚科の塗り薬も、完全にやめてはいないが、以前のように熱心に塗らなくても大丈夫。かなり改善している。
■4ヶ月後
良くなったので服用の回数を徐々に減らしているが、再発していない。ステロイド軟膏はもう使っていない。
発症してから半年ほどの段階で漢方薬を飲み始めたので、治癒も早かったです。
掌蹠膿疱症のお客様は発症から何年も経ってから、ご相談を受けることの方が多いのですが、それと比較して、このお客様の場合ステロイド軟膏の使用期間が短かったため漢方薬の効果も確認しやすかったです。