この薬を飲んでいる客様から「ちょっとカレーの味がする薬ですね」というお話があったので、早速テイスティングしてみました。
確かに、煎じる前の生薬の香りはなんとなくカレー粉に似ています。
よくつくる漢方薬なのですが、カレーに似ているとは・・・・。言われて初めて気がつきました。煎液も黒っぽい黄色で、それもなんだかカレーっぽい。
そしてお味はというと。。。。。。苦い、とにかく苦い。カレーがどうこうなんて話を忘れてしまう程。
この薬は、温清飲に8つの生薬を足したもの。温清飲も苦いですが、それに輪をかけた苦さでお味の評価は★ひとつ。
基本的には、青年期の腺病体質(体力がなく、病気になりやすい)あるいは、解毒症体質(肝臓で解毒しきれず、毒が体中をめぐって症状を引き起こす)の人のいろいろな病気に使います。
具体的には皮膚病、蓄膿症などに使われることが多いようです。