Nocturnal Enuresis

夜尿症(おねしょ)

お手紙

15 育て方を否定され落ち込む日

幼児期から一回尿量が少なく、膀胱の容量が小さいのではないかと感じていたため、
絶対お漏らしをしちゃダメだという気合で夜尿がなくなるとは思えず、
叱咤激励はあまりしませんでした。

友人や祖母に相談しても私の育て方を否定され落ち込む日々でした。
小学1年から夜尿専門医のいるクリニックに通院し、服薬していましたが、
根本的な治療になっているのかという不安が常にありました。

和漢堂さんのことをインターネットで知り、初めて訪れたのは平成23年10月でした。
ほぼ毎日夜尿がある状態でした。
この時息子は小学3年生。
藁にもすがる思いでお店に入りました。
穏やかに丁寧に今までの経過を否定されることなく、ゆっくり問診をしていただいたことを昨日のことのように思い出します。
お店に通うには少し遠かったために、メールと電話で夜尿や生活の状況を報告し、薬は郵送してもらうことができたのも、私にはとてもありがたかったです。

徐々に夜尿回数が減り、胸をなでおろしました。
しかし、季節によってはまた元の状態に戻ってがっかりしたり・・・。
でも、電話でも不安を受け止めてもらえたので今日まで続けることができました。
おかげさまで、小学4年からのサッカー合宿、小学5年の学校のキャンプ、小学6年の修学旅行。すべて夜尿なく、無事に過ごすことができました。
自信も付き、母親不在で友人親子と2泊の旅行に行くこともできるようになりました。
夜尿がなくなってから3か月は服薬を続けたほうがいいというアドバイスだったので、平成27年6月末まで服薬を続け、このたび和漢堂さんを卒業することになりました。
そして、毎朝元気に中学校に通っています。

漢方薬での治療は、料金は病院に通院するよりも割高になりますが、体質改善により夜尿を改善できたことが本当によかったと思っています。
スタッフの皆さま、そして窓口となり私の焦りや不安、そして喜びを共有してくださった担当者さん、本当にありがとうございました。

時節柄、どうぞご自愛ください。