去年一月、突然眼瞼内反による角膜擦傷が始まり、八月にようやく手術を受けるまで、適当な専門医を求めてあちこちの病院を訪ねるのに疲れ果ててしまいました。
そのストレスの故でしょうか、夏前に突然蕁麻疹が出るようになってしまいました。

ブツブツと地図のような典型的な蕁麻疹が夜、昼、食前食後、食事の内容などに関係なく、かゆくてたまらない状態で本当に大変でした。

眼瞼の方は手術で完治しましたが、蕁麻疹は秋になっても治らず困惑しておりました。
かゆみ止めをぬって、抗アレルギー薬を飲めばすっと引くのですが半日もたてば出るのです。
アレルギー性であることは確実なのに、何がアレルギー源なのか70種以上の精密検査を受けても反応は出てきません。

アレルギー源を避けようにもそれもできず、眠くなるような抗アレルギー薬を休みなく飲み続けなければならないのはどうしても避けたいと思っていたとき、娘が和漢堂薬舗さんに連れて行ってくれました。

こちらの漢方の服用を始めて半月後一度お薬を変えてくださいました。

以後、順調に蕁麻疹が出なくなり、抗アレルギー薬の方は休み休みとなり、一ヵ月後には全く中止しても全然出なくなりました。
出たときの苦しさからお守りのように持っていた抗アレルギー薬も今では用意してありません。

今、一日一回の漢方の服用をして、順調ならば漢方からは卒業できる運びとなりました。
蕁麻疹は原因ではなく、体調の結果の一症状だったのですね！ 対症薬でなく、体質そのものに効いた、本当の結果なのだと実感しています。