Recipe

クスリになるレシピ

にんじんと長芋の春巻き

【にんじん】☆このレシピはブログで写真が見られます!→ブログへ

近年、スーパーなどでは一年中お目にかかりますが、にんじんは栄養面でとても優れている野菜です。
カロチンを非常に豊富に含む緑黄色野菜であり、1/2本分で一日分のビタミンAの必要量を補うことができます。

そのビタミンAの働きでは抗酸化作用が知られており、肝臓の機能を助け、肥満や高脂血症、動脈硬化を予防する効果があると言われてます。
さらにビタミンAには、目の角膜の細胞分化を促進する作用があり、トリ目の予防、目の粘膜の乾燥を防ぐとともに、感染症の予防効果も期待できる優秀な食材です。

そして見落としがちなのはその葉に含まれる栄養価。
たんぱく質は根と比べ3倍、カルシウムは5倍。鉄分も多く含まれており、捨ててしまうにはもったいない栄養素です。
例えば、刻んでかき揚げにすると香ばしくて美味しいですし、湯がいて胡麻和えなどにするのもおすすめの食べ方です。

もうすぐやってくる、夏の暑い日差し。
日焼けのシミ・ソバカスなど紫外線対策でば、皮膚に関することだけ、と考えてしまいがちですが、紫外線の多くは角膜で吸収されるため目にダメージを蓄積し、目の老化を促進してしまう恐れもあるのです。
あながち目への影響を甘く見てはいけません。

今回はこのにんじんを主役にしたレシピをお届け致します。
しっかり食べて、今から夏に向けての食養生をしていきましょう!

材料

にんじん
中1/2本
長芋
中1/3本(長さ5cm程度)
長ねぎ
1/2本
干しえび
大さじ1
ごま油
少々
塩・コショウ
少々
春巻きの皮
8枚
水溶き小麦粉
適量
揚げ油
適量

作り方

1)干しえびは汚れをさっと洗い同量のぬるま湯で30分程度もどしておく。
もどった干しえびは包丁で荒く刻んでおく。

2)長ねぎは4cm程度の長さに切ってからせん切りにする。
にんじんも せん切りに、長芋はある程度の食感を残す為、拍子木切りにする。

3)フライパンにごま油を熱し、もどした干しえび、長ねぎ、にんじんの 順に炒め、しんなりしたら塩・コショウで味付けし皿などにあけ、冷ます。 

4)冷めたら拍子木切りに切った長芋を軽く混ぜ合わせ春巻きの皮で包み、まき終わりを水溶き小麦粉で止める。 

5)フライパンで少なめの油で揚げ焼きにすれば出来上がり!

☆サクッと軽い皮と野菜のしゃきしゃきホクホクの食感がたまりません。

調理のポイント

※干しえびの塩分を考え、味付けは様子を見ながらがコツです。
※多めの油で揚げても良いですが、少なめの油で揚げ焼きにした方が皮にあまり油を吸収しない為、ローカロリーに仕上がります。

今日の薬効食材

にんじん-----胃腸を丈夫にし、消化促進、肝を養う、目にいい
長芋----胃腸・肺・腎を丈夫にする、胃腸虚弱、老化、慢性の咳にいい