豊臣秀吉の朝鮮派兵のとき、加藤清正は戦いで籠城しました。なれない土地で一所に篭り、気鬱の病にかかる将兵が多くでました。軍の医師は様々な薬を用意していましたが、もっとも多く使われたのがこの香蘇散だったそうです。
気分がふさいだために起こる色々な病気を治す薬です。煎じているときの香りは、 トマトを熱したときの香りに似ています 良い香りというより、夕餉の支度の匂いのような・・・。 たぶん中に入っている紫蘇の葉の香りでしょう。
味はこれといったくせがなく飲みやすいものです。
ショウキョウが入っているので、口の中に含むと少しピリピリとした感覚があります。風邪をひいたかもしれない!!というイヤーな予感がしたときに、即行でこの薬を飲むと効きます。
Tasting
漢方テイスティング
皆さんにお出ししている煎じ薬をお味見した感想をご紹介いたします。
飲みやすさを5段階の★印で表示しています
(評価基準は和漢堂スタッフの独断と偏見)
効き目の評価ではありません。
ほんどの人が、マズ~イ、ニガ~イという漢方薬でも、
美味しいとという人もいます。
漢方薬は体質に合っているものは、
割合飲みやすく感じるといわれています。
もし★ひとつでも、すべての人にとって
そうだとは限りません。
飲みやすさを5段階の★印で表示しています
(評価基準は和漢堂スタッフの独断と偏見)
効き目の評価ではありません。
ほんどの人が、マズ~イ、ニガ~イという漢方薬でも、
美味しいとという人もいます。
漢方薬は体質に合っているものは、
割合飲みやすく感じるといわれています。
もし★ひとつでも、すべての人にとって
そうだとは限りません。
香蘇散 (こうそさん)★★★★☆
- 十味敗毒湯 (じゅうみはいどくとう)
- 釣藤散 (ちょうとうさん)
- 荊芥連翹湯 (けいがいれんぎょうとう)
- 桂枝加竜骨牡蠣湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう) - 葛根湯 (かっこんとう)
- 抑肝散加陳皮半夏
(よっかんさんかちんぴはんげ) - 五積散 (ごしゃくさん)
- 香蘇散 (こうそさん)
- 温清飲 (うんせいいん)
- 柴胡加竜骨牡蠣湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう) - 補中益気湯 (ほちゅうえっきとう)
- 立効散 (りっこうさん)
- 十全大補湯 (じゅうぜんたいほとう)
- 安中散料 (あんちゅうさんりょう)
- 当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん)
- 小建中湯 (しょうけんちゅうとう)
- 麦門冬湯 (ばくもんどうとう)